電子機器は、いきなり電源プラグを抜かないこと

清掃業者にお願いして、院内のワックスがけをしました。今日は年末バージョンなので徹底的に行いました。

その準備作業として、床の上にある動かせる物はすべて、別の場所へ移しておきました。

電子カルテ用のMacや大型FAX複合機は、すべてのケーブルを外して丸裸にして運び出しました。

こういう作業は後々の再設置・再配線を考えると面倒ですが、私は嫌いじゃありません。なんなら好きです。

ワックスがけが終わり、複合機を元の位置に戻した時にしかし、そのトラブルが発覚しました。

電源を入れても起動しないのです。初期画面が出てもそれ以上進まず、再起動を何度も自動的に繰り返します。

これは緊急事態。このままでは、FAX送受信・コピー・スキャン・処方箋や領収書の印刷ができません。

スキャンや印刷は他の機器で代用できますが、コピーとFAXが使えないのは明日の診療において致命的です。

すぐにサービス業者に連絡し、来ていただきました。3時間以上かかりましたが、無事修理できました。

重要部品が壊れていたようで、交換したら治りました。私の電源の切り方が悪かったのかもしれません。

本来なら、主電源を落としてから電源プラグを抜くべき所を、私はいきなりプラグを抜いたのです。

プリンタやスキャナならそれでも良かったかもしれませんが、FAXの場合は通信中の可能性がありました。

たとえ静かにスリープしていても、複合機はいつも稼働している可能性を考慮しなければなりませんでした。

この複合機はリース期間が終わって再リースしたばかりでしたが、つまり故障する頃合いなのかもしれません。