発熱外来の報酬は下げ、支援金は渋る

熊本県内の新型コロナ新規感染者数が、今日は2236人でした。2千人超えは3か月ぶりのことです。

以前ほど一喜一憂しなくなった感染者数ですが、それでもとくにこの2,3週間は気になる推移を見せています。

全数届出が終了し、感染者数も以前ほど厳密には把握されていないでしょうから、実数はもっと多いはずです。

自宅での抗原検査キットで陽性だった方には、医療機関を受診しない方も増えています。

新型コロナはやがて、普通の風邪と同じような扱いになるのでしょう。欧米ではすでにそうです。

その真逆にあるのが中国。そして日本はその中間かもしれません。ある意味で、発展(?)途上なのです。

発熱外来に対する国の補助金や助成金も、2年前には大盤振る舞いでしたが、最近はサッパリです。

診療報酬もどんどん減らされ、発熱外来の役割は終焉に向かって(向かわされて)いるようにすら感じます。

と思っていたら実は、まだ国の支援事業が行われていました。空気清浄機の購入等に支援金が出るようですね。

あまり大々的には周知されていないものだから、私も最近まで気付きませんでした。

今日になって大慌てで、空気清浄機や検査装置などの購入についての「事業計画書」を提出したところです。

いったい国や自治体って、医療機関を支援したいのかしたくないのか。金を出すようで出し渋るんですよね。