インフルエンザの自主検査キットこそ、おおいに使うべき

たびたび書いているように、自宅で抗原検査をしてから受診する方がとても増えています。助かってます。

医療用キットで陽性なら、電話問診の内容によっては、受診せずにそのまま自宅療養となる場合もあります。

基礎疾患があったり、病状が心配だったり、何らかの処方を希望する方だけ、来院してもらえばよいのです。

ですがその方の濃厚接触者のPCR検査や抗原検査が必要なケースも多く、結局はご家族で来院されたりします。

そのついでに、検査キットの写真または現物を見せていただき、証拠としてその写真を撮って保存します。

ただ自宅での検査って、それが絶対に本人のモノかどうかはわかりません。自己申告を信じるしかありません。

コロナは感染すると一定期間の自宅療養等が必要となるので、本来は厳密な陽性判定が必要なんですけどね。

一方でインフルエンザは、コロナに比べれば療養の制限も緩いので、むしろ自主検査が望ましい気がします。

コロナとインフルの同時流行期には、両者を<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4069.html" target="_blank" title="同時検査">同時検査</a>するか、もしくは先にインフルを検査すべきでしょう。

コロナの流行が優勢と思われるうちは、コロナとインフルの同時検査でよいと思います。

しかしインフルの方が圧倒的大流行となった時は、インフル単独の自主検査キットを活用すべきです。

いつぞや言われていたような、コロナだけ検査して「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-4020.html" target="_blank" title="コロナ陰性=インフルと判断">コロナ陰性=インフルと判断</a>」なんてのはバカげてます。