日曜日の発熱外来、どうにかなりませんか

診療を終えて大慌てで帰宅したもののキックオフに間に合わず、録画を追っかけ再生で見ました。

W杯カタール大会グループリーグ第2戦です。残念ながら日本は、0-1でコスタリカに敗れてしまいましたね。

でも、こんな日なのに診療を早めに切り上げることができないほど、今日の発熱外来は混み合っていました。

午前中の早いうちに夕方の予約まで埋まることが、最近では当たり前になって来ました。

受付は一日中、「今日はもう予約が一杯です。申し訳ありません」と電話で謝り続けなければなりません。

なによりまず、熊本市(県)の休日の発熱外来体制が貧弱すぎます。これは去年からずっとそう思っています。

熊本県のサイトで、熊本県内の「診療・検査医療機関」つまり発熱外来の一覧を見ることができます。

これは公表に同意した医療機関のみの掲載ですが、全部で385医療機関、熊本市内だけでも157カ所あります。

しかしこの一覧には、発熱外来を実施する曜日や時間の記載がありません。

実は、この157カ所のうち、日曜日にも発熱外来を実施する医療機関は6カ所だけです。

しかもそのうち、朝から夕方まで対応しているのは、当院を含めてたったの2カ所だけ。

この状況が、いつまで経っても改善されません。休日の発熱外来をもっと充実させる方法って、ないですかね。

てことで、第3戦(対スペイン)は金曜日の午前4時から。これはまた厳しい時間帯です。