修学旅行を前に、迫り来る第8波

新型コロナの新規感染者数が、北海道で初めて1万人を超え、東京でも2カ月ぶりに1万人を超えました。

全国では10万を超え、これも2カ月ぶりの多さ。熊本でも今日1000人を超えました。これも9月以来です。

つまり、ほぼ全国的に、2カ月前の第7波終盤のレベルにまで戻ってしまったわけです。

先週「就学前検診」に行った小学校に、今日は「修学旅行前検診」に行ってきました。対象は6年生。

学問する立場に「就く」のが「就学」なら、学問を「修める」のが「修学」。

ですが私の子ども時代を思い出すと、修学旅行は卒業旅行にも近い、言わば「終学旅行」でした。

今年の修学旅行は、今月28日〜29日の1泊2日。長崎旅行です。コロナ第8波の動向が、とても気になります。

昨年はコロナのために延期され、ついに卒業前の2月下旬に、日帰りのグリーンランド旅行となりました。

この3年間、子どもたちの学校行事はズタズタです。

感染者が激減して、「来年こそは」と期待が膨らんだのは、ちょうど1年前でした。

ところが年が明けていきなり第6波が到来。しかしそれも7月からの第7波に比べたら屁みたいなものでした。

ヒタヒタと迫りつつある第8波は、さらにもっと巨大な波になると予測する専門家もいます。

波が大きくても人々の行動制限はされず、なんとか耐えながら無理くり「ウィズコロナ」に向かうのでしょう。

コロナ以外の医療への影響が最小限であることを願うばかりです。あと、修学旅行が無事でありますように。