「必要悪」Windows機を買ってしまう

私にとっては「必要悪」でしかないWindows機を、また一台買ってしまいました。だって必要だからです。

電子カルテ用の端末を「オールMac」にすると、先日決意表明したばかりでしたが、ここにきて断念しました。

当院の「ミニカルテ」を印刷するためのラベルプリンタが、どうしてもWindowsでなきゃ作動しないのです。

Macで「AirPrint」しようと考えていましたが、試してみるとオートカットがうまくいかないんです。

そのままでは印刷するたびにハサミで切る必要があり、事務の担当者には余計な作業を強いることになります。

世の中のPC周辺機器って、ことごとくWindows用に作られてます。だからMacで使える機器が少ないのです。

スマホやタブレットではApple製品がトップシェアなのに、パソコンではMacは今もマイナー勢力なのです。

お役所に提出する書類は、しばしばExcel文書。どうしてそういう風に、Mac利用者をいじめるんですかね。

Mac版Excelで作業しても、行ズレが起きたりマクロが働かなかったりと、けっこう苦労するんですよ。

いちおう言っておきますけど、Microsoft Excelは、元々はMac専用の(=Mac用だけの)ソフトですからね。

ところがそのMicrosoftがWindowsを開発してからは、Windows用Excelが本家になってしまいました。

ま、いいですよ。WindowsとMacの関係は、車で言うなら、国産車vsドイツ車、みたいなものですから。

そんな風に自分を慰めつつ、30年以上もMac一筋。特殊用途にのみ、Windowsを使っているのです。