自宅ガレージの建築が佳境

自宅のガレージを「改築」しています。いつか所有するであろう電気自動車(BEV)にも対応した設計です。

まずは、生垣やブロック塀を撤去して、それから、先週いっぱいで基礎工事が終わりました。

「このガレージ、狭いんじゃないの?」と感じたのは、その時点です。

「車、入るの?」「駐車するときに、支柱にぶつけない?」と心配になるぐらいに狭く感じました。

ところが今日、ガレージの骨格が建ち上がると、こんどはいきなり広く感じてきました。

「このガレージ、デカすぎないか?」「近所迷惑じゃないの?」と思うほど、巨大に見えてきたのです。

このような一種の錯覚は、一般の住宅建築の現場でも、よく感じることです。現にわが家がそうでしたから。

建物って、基礎工事の時点では間取りがとても小さく見えるようで、「基礎マジック」と言うそうです。

ところが外壁が出来上がると、こんどは豪邸にみえてくるから不思議です。

その後、内装がすべて完成した頃には、おおむね当初計画した通りの広さ(狭さ)に感じることになります。

たかがガレージと言うことなかれ。その実用面だけでなく、家の外観をも大きく左右する存在なのですから。

理想的には、家を設計する時点で最初から考慮すべきものですが、なかなか思い至らない部分なんですよね。