NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」はホントに、恐ろしいドラマです。
先週はひと休みして、共演者が裏話や見所を紹介していましたが、あんな特番はやめてほしい。
視聴者は、少なくとも私は、もうドラマの世界にどっぷりと入り込んでいるのですから。
劇中では敵同士なのに、プライベートでは仲良しなんですと談笑するのを見て、面白いはずがないでしょう。
北条義時が次々に敵を排除してくさまからは、『ゴッドファーザー』のマイケルの冷酷さを連想していました。
と思ってたら、三谷幸喜氏も義時をマイケル・コルレオーネとかぶらせたとNHKの番組サイトにありました。
私が三谷氏の記事をパクったんじゃないですからね。自分で思いついたんですよ、マイケルって。
それにしても今日の放送の、義時が実朝を屈服させたシーンには、ゾッとしましたね。
中国古代の秦の宦官・趙高が、二世皇帝の前に鹿を連れてきて馬だとして献じた場面を、思い出しました。
「いや鹿でしょう」と反論した廷臣らはみな、あとで粛正されます。
この先、義時が何をしていくのか、ある程度の予想はつくはずなのに、それでも想像を絶する恐怖を感じます。
まるで韓国王朝ドラマのように、きな臭くドロドロになっていくのか。大河にしては珍しい展開になるかも。