いまのうちにインフルエンザワクチンを打ちましょう

発熱外来の受診者は、明らかに減ってきています。

しかし日曜日に発熱外来をしている医療機関は少ないので、これまで通りに日曜の発熱外来は続けます。

そのかわり他の多くの医療機関も診療している土曜日を、できるだけワクチンの接種に充てることにしました。

というわけで今日は午前中に一般診療を、午後は約80人にインフルエンザワクチンなどを接種しました。

明日は午前中に一般診療を、昼休みにコロナワクチン、午後には発熱外来をすることになりそうです。

ちょっとした熱や風邪症状でも油断しないのが私の鉄則。これはコロナ禍で得た教訓です。

今日も、他院でインフルワクチンの接種を受けた後に発熱したお子さんに行った抗原検査が陽性でした。

ワクチンを接種した医療機関で感染した可能性を考えると、3密の回避はまだまだ重要だと思いました。

今シーズンはインフルエンザが大流行すると、専門家もメディアもみな、同じことを言っています。

さいわいワクチンの流通量が昨年よりもずっと多いので、接種予約の受け入れ数には余裕があります。

年明けには、インフルとコロナの同時流行が起きる懸念もあります。

コロナは自宅で診断し、インフルはオンライン診療を受けろと、国がまた無茶なことを言っています。

ですがたしかに、自宅でのスクリーニングをうまく使えば、一定の効果があるかもしれません。

でもそんなややこしい冬を迎える前に、まずはやれること=インフルワクチンの接種、でしょう。