インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの接種が、なかなか複雑なことになりつつあります。
日頃のかかりつけの方には、ほぼ毎日、ご希望に応じてインフルエンザワクチンの接種を行っています。
それに加えて、ネットでも予約を受け付けており、明日も多くの予約が入っています。
その明日は、一般診療とインフルエンザワクチンの接種のほかに、新型コロナワクチンの接種も行います。
ワクチン接種と発熱外来は時間帯を完全に分離する必要があるので、明日はやりくりに苦労しそうです。
いま接種している、そして明日も接種する新型コロナワクチンは、オミクロン株(BA.1)対応ワクチンです。
これが来月15日からは、オミクロン株(BA.4/5)対応に切り替わります。当院への配分量も決まりました。
来月まで待てばBA.5対応が打てるのに、今BA.1対応を打つのか、という疑問を感じている方もいるでしょう。
そんなこともあってか、BA.1対応ワクチンの人気はあと一歩です。接種控えがあるのかもしれません。
さらに来月からは、0歳6カ月〜4歳児への新型コロナワクチンの接種も始まる予定です。
そのワクチンを接種する気があるか、医療機関への意向調査が昨日来たので、接種する旨を回答しました。
積極的に接種を勧めるつもりはありませんが、もしも希望者がいたら接種できるようにしておくためです。
乳幼児の場合、定期接種ワクチンの日程も立て込んでいるので、接種計画はけっこう複雑になりそうです。
新型コロナワクチンとインフル以外のワクチンには、2周間以上の接種間隔をあけなければならないからです。
さてインフルは流行するのでしょうか。コロナ(第8波)とインフルの同時流行が来ないよう祈るばかりです。