コロナには罹って兜の緒を締めよ

月曜の夜と言えば、半泣き作業が定着しています。土日のPCR検査の「しわ寄せ」が来るのです。

今日は台風が接近しているので早く帰りたかったのですが、そういうわけにもいきません。

診療終了→PCR検査の電話連絡→HER-SYS入力→入院チェックシートのメール送付、という一連の作業です。

発生届の件数は26件とあまり多くはなかったのですが、全部終わってみたら5時間かかっていました。

悪評高いHER-SYSも、割り切って最小限の入力をしているので、慣れれば1件2分もかかりません。

熊本市独自の入院チェックシートが面倒です。重症化リスクのない症例まで書かされるのがいけませんね。

やはりいちばん時間がかかるのは電話連絡です。

コロナじゃないだろうと思って受けたPCR検査が陽性だった方はみな、驚き、困惑されます。

仕事や学校のこと、家族への濃厚接触を心配し、「ついにオレもコロナかよ」と、落胆を隠しきれません。

コロナは1回感染したからといって「無敵状態」になる訳ではありません。2度罹患することも多いからです。

療養期間が終わって体調が回復したら改めて、悲しいけれども、コロナ対策の再始動が必要なのです。