いつ感染するのか、いまかも

当院では、午後2時台は通常、子どもの予防接種専用の時間帯としています。

今日も8人の接種を計画していました。ところが、実際に接種できたのは3人だけでした。

2人は風邪症状のため見合わせ、3人は本人または家族の新型コロナ感染のために延期としたのです。

家族内での感染によって、スケジュールの過密な乳幼児の定期接種が、どんどん延びてしまいます。

生活習慣病で定期的に受診される方でも、同じことが起きています。

今日も2人の方が、ご家族の新型コロナ感染を申告されたため、検査等を延期して薬の処方のみを行いました。

貧血によると思われる微熱がある方も、まず念のため抗原検査をして、それから血液検査等を行っています。

尿路感染症や甲状腺機能亢進症の疑いがある方でも同じ対応です。

血液検査や、まして点滴のような処置を行う場合には、万一を考えて事前の抗原検査が必須です。

しかし、抗原検査によって100%確実な陰性診断が得られるとは思っていません。リスクは残ります。

無症状の方ですら、新型コロナに感染している可能性を否定することはできません。

どれだけ注意しても、私もいつかはコロナに感染するかもしれないと、覚悟はできています。

ただ、たとえ感染しても他人(スタッフや患者さん)にうつさないこと、それを肝に銘じています。