OSは、アップグレードからのクリーンインストール

先日予告したように、診療でメインに使っているMacProのOSの更新作業を行いました。

ただし、OS更新によって不具合が起きて、診療に支障をきたすようなことがあってはなりません。

そこで考えたのは、いったん別のMacに電子カルテソフトをインストールして「代替機」として使うこと。

その間に、MacProのOSを更新して、電カルの稼働に不具合はないかをじっくり検証しようというわけです。

MacのOSを更新する手段は、2つ。OSの「アップグレード」と「クリーンインストール」があります。

アップグレードは比較的容易で、データやソフトをそのまま維持できるのは圧倒的なメリット。

ただし、不要ソフトなどのゴミもそのままMac内に残り、スッキリ感はありません。

一方でクリーンインストールは、HDDを初期化してまっさらなMacにして新しいOSをインストールする手法。

初期設定やソフトのインストールを全部やり直す必要があり1日仕事ですが、Macは超スッキリします。

当然、私は後者を選びます。ただしその場合でも、いったんOSアップグレードして段階を踏むことが大事。

新OSに慣れ、ソフトの動作状況を観察し、本当にクリーンインストールしてよいかを熟考できますから。

そんなわけで、まず代替機となるiMacに電子カルテソフトをインストールし、動作を確認して診察室に搬入。

かわりにMacPro を院長室に運び、OSアップグレードして、動作確認。

しばらく使ってみてイケそうなら、次の休診日にでもクリーンインストール作業に取り組む予定です。

院長室や書斎はちっとも片付きませんが、Macの中身の大掃除やリフォームは大好きでなんです。