日本はまだ、コロナの「水際対策」をやってます。入国(帰国)前の「陰性証明」をキッチリ求めています。
でも海外はもう、入国者の検査や接種歴なんて、全く気にしてませんからね。
いま新規感染者が世界最多の日本が、海外からの感染者流入阻止に躍起になってるのって、おかしな話です。
そんな日本ですが、ようやく今日、入国者に関しての厚労省の規定が、次のように緩くなりました。
「日本から外国へ短期渡航する者が、日本出国前に日本で取得した検査証明書については、外国を出国する前72時間以内に取得(検体採取)したものである場合には、日本への帰国(再入国)に当たって有効な検査証明書として取り扱います。」
これまでは、海外を出国する前72時間以内の「渡航先で発行された」陰性証明が必要でした。
それが今後は、日本出国前の検査結果でも制限時間内なら、再入国時の証明として有効となったわけです。
つまり、短期の渡航である場合は、渡航先でコロナに感染する可能性についてはもう考えないということです。
これはまた、ずいぶん緩い水際対策になったものですが、ともかく短期渡航者にとっては朗報です。
実は私も、このことは以前から気になっていました。私の休暇は短いので、渡航はいつも短期だからです。
例えば3年前のシンガポール旅行は、8/13に熊本を出て8/15には熊本に戻るという強行軍でしたから。
でも、日本出国前の陰性証明で渡航後の再入国を認めたのでは、もはや水際対策の体を成していませんけどね。
この分だと、もう近々、水際対策は撤廃されそうです。