「オミクロン株の特徴に合わせた医療機関や保健所の更なる負担軽減への対応」
そのように題して、厚労省の「対策本部」は昨日、次のような4つの方針を打ち出しました。
(1)患者発生時の届出項目の更なる削減
(2)「発熱外来自己検査体制」整備の更なる推進
(3)効果的かつ負担の少ない医療現場における感染対策について
(4)救急医療等のひっ迫回避に向けた対応
HER-SYS入力項目が7つに減ったことは歓迎します。これでほぼ、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3950.html" target="_blank" title="先日私が希望した通り">先日私が希望した通り</a>になります。
ワクチン接種歴や基礎疾患の内容などは、忙しい時に入力する必要のある情報ではなかったということです。
「自己検査」のための抗原検査キットが足りるのかは疑問。何しろ医療機関でさえ入手には苦労してますから。
自己検査で陽性となった方が、発熱外来を受診せずに自治体のフォローアップを受けられる仕組みも必要です。
症状が軽い場合は、検査や薬のために医療機関を受診することは避けるべきだと、改めて強調されています。
また、療養終了時に発熱外来での検査を求めないことについても、引き続き 幅広く周知を図るとのこと。
発生届の簡素化と自己検査の有効利用は、発熱外来の「正常化」のためには絶対必要です。