毎週金曜日は休診日ですが、今日は特別に、予約者を集めて新型コロナワクチンの4回目の接種を行いました。
当院で3回目接種を2/14までに行った高齢者の中から、82人にモデルナのワクチンを接種しました。
待合室での「密」を避けるため、予約時間通りに来院していただき、接種15分後にお帰りいただく流れでした。
ですが皆さん、早め早めにいらっしゃる。10分前なんてのは遅い方で、たいていは20分前には到着されます。
1時間近く前にやって来る方も珍しくありません。たぶん、起床時刻から何からすべてが、早い方なのです。
徒歩で来院する方も多く、時間まで車でお待ちいただくこともできず、結局、予定より早めの接種となります。
このようにして、「早めに行ったら早めに診てもらえた」という記憶が強く定着していくのでしょうね。
接種(筋肉注射)はすべて、私が行いました。左利きの方1名以外全員が左肩への注射です。
登録作業や確認作業のうち私が行うのは、電子カルテへの記載と、院内データベースの確認と登録です。
私の作業内容だと、1人3分あればこなせますが、他のスタッフの作業を考慮すると1人4分ペースが妥当です。
なので1時間に15人、これはちょうどモデルナ1バイアルからとれる本数(公称値)に相当します。
実際には、ローデッドシリンジなら1バイアル20人分とれるし、慎重にやれば21本、ギリで22本いけます。
ただしワクチンは配給制で無料だし、とくに流通量の多いモデルナでは、あまり無理なことはしません。
一方でファイザーは品薄です。8月分の当院の配給数はたった5本でしたが、9月に至ってはわずかに2本です。
そんなわけで、これまでファイザーを3回打ってきた方も、4回目はほぼモデルナですのでご了承ください。