「コロナを一疾患として日常的な医療提供体制の中に位置づける」ための検討も始める必要がある。
オミ会長は今夜の会見で「第7波に向けた緊急提言」を行い、このようにまとめました。
またワクチン接種の加速化などに加え、行動制限を含めた強い対策が必要になることもあるとも言及しました。
当院は今後も、「通常診療」に加えて、「発熱外来」と「ワクチン接種」にも注力していきます。
しかしこれだけ感染者が増えてると、自分やスタッフが感染するリスクも考えておかなければなりません。
もしも私が感染したら診療をどうするか。その場合は一定期間休診しようと、以前は考えていました。
しかし急な休診をすれば、かかりつけの患者さんには多大な迷惑をおかけすることになります。
定期処方や検査や予防接種で予約済みの方をどうするか、工夫をしなければなりません。
そこで今では、私が感染したら院長室等に引きこもって「遠隔診療」を行うつもりです。
生活習慣病の方などへの処方が可能です。スタッフを使って、血液検査や尿検査や心電図検査も実施できます。
慎重に動線を確保すれば、発熱外来だってできそうです。
この時の防護具はもはや、自分を守るためではなく患者さんを守るための装備となるかもしれません。
隔離診察室や駐車場へのアクセスを考えると、私の居所は院長室よりもレントゲン操作室の方が良さそうです。
レントゲン操作室には医用画像システム(PACS)があるので、院内LAN環境には容易に接続できます。
今は半分物置になっていますが、この部屋を新サーバー室にリフォームするのも一興でしょう。
などと思いを巡らせるだけでなく、「院長感染時の診療マニュアル」の構築が必要ですね。