「予約をしていない方へ 院内に入る前に必ず電話でご連絡ください」
このような掲示物をカラー印刷して、当院の玄関口に何枚も貼り出しています。
受診者がどんな病状かにもよりけりですが、予約外の方は念の為、いったん自家用車内でお待ちいただきます。
発熱外来受診者ならなおのこと。駐車場に着いたらまず電話連絡をしていただき、その後は電話で問診します。
検査等は対面で行いますが、結果説明や会計のご案内など、電話でできることは電話でやり取りします。
このような携帯電話を駆使した感染対策の工夫が、今日はauの通話障害によって少々面倒なことになりました。
KDDIの通信障害は、携帯電話の通話に限らず、さまざまな領域に甚大な影響を及ぼし続けています。
auスマホを使っている家人に、仕事の合間に電話してみましたが、確かにつながりません。
ところが、「電話はどうか」とメッセージを送るとすぐに、「普通に使える」と返答がありました。
不思議に思い、私に電話をかけさせてみると、「通じない」とのメッセージあり。
「そういえば(今日は)電話がかかってこなかった」だと。
電話って、自分からかけようとしない限り、通話障害には気が付かないものなんですね。
たとえ通話障害があっても、家庭内のWi-Fi環境下では、メールやメッセージなどには支障がありません。
そのことをもって、「電話機(=スマホ)が普通に使える」と判断するのは、確かにその通りなのでしょう。
「電話はどうか」という、私の尋ね方が間違っていました。「通話はどうか」と問うべきでした。
明日は日曜日。発熱外来受診者が多く、電話問診や電話連絡は必須です。明朝までの通信復旧を願います。