熱中症対策をきっかけに、そろそろマスク外しますか?

かつて県外に行くことには抵抗がありましたが、それは熊本より他県の方が感染者が多かった頃の話。

ところがいま熊本の新規感染者数は、4日連続で800人台。人口10万人あたりだと全国第2位が続きます。

もはや県外移動を恐れる理由なしと考え、今日は「所用のため」県外に行って来ました。

厚労相らが最近、「熱中症対策」の観点などから、「会話しなければマスク着用は不要」と言い始めています。

少し前まで体育の授業もマスクしてやってたのに、いま「マスクをはずせ」と指示するのはやや唐突です。

何も喋らず、距離もあるのに、今日屋内外で見かけた(すれ違った)人はほぼ全員、マスクをしていました。

でも私も本来は、誰も喋ってない環境で適度な距離があるなら、マスクを外してのびのび歩きたいところです。

欧米人と異なり日本人がかたくなにマスク装着を続けているのは、「同調圧力」のせいだと、よく言われます。

「他人に迷惑をかけたくない」とか「他人から変な目で見られたくない」ということなのでしょうか。

確かに、いま街中や公共交通機関でマスクをしていないと、「迷惑なやつだ」と変な目で見られるでしょう。

マスク装着のメリットとデメリット、感染対策と熱中症対策を天秤にかけることも、日本人には不得意です。

理屈よりも情緒を重んじる国民性が、さまざまな局面で日本人に不利益をもたらしているかもしれません。

マスク不要が言われ始めた頃から、偶然にも感染者数が増え始めたことも、やや不運な逆風になりそうです。