盗まれたチワワが、「マイクロチップ」を装着していたおかげで、無事保護されたというニュース。
「装着」という穏便な言葉遣いはNHKらしいですが、詳しく言えば「埋め込み」ですね。
今日から、ペットへのマイクロチップ埋め込みが義務づけられました。
痛くてかわいそうに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ペットのためを思ってのことなのです。
すでに飼っているペットへの埋め込みは、努力義務となっているそうです。
わが家の花ちゃんは家からよく逃亡するので、埋め込んでおけば次から役に立つかもしれません。
ただしこのマイクロチップでは、どこかをほっつき歩いているペットを見つけることはできません。
誰かがそのペットを保護して、埋め込まれたチップがスキャンされなければ、情報は得られないのです。
地域全体をスキャンしてサーチするような、スパイ映画のようなことができるチップではないのです。
考えてみたら、ペット盗難のプロであれば、盗んだ後すぐに証拠隠滅のためにチップを除去するでしょうね。
からだに埋め込まれた発信器をナイフで皮膚を切開して取り出すような、映画で見たことのあるあの感じです。
その意味では、北九州の窃盗犯はシロウトですね。防犯カメラにも写りまくってるし。