「カムチャツカ半島」の火山で起きた大規模噴火では、日本への津波の影響はなかったようです。
そのニュースを聞きながら私はしかし、「カムチャツカ」という発音(と表記)が気になってなりません。
ずっと「カムチャッカ(着火)」と思ってましたが、いつから「カムチャツカ(茶塚)」になったのでしょう。
戦前の日本語では、促音(小さい「ッ」)で書くべきところを、大きな「ツ」で書いていました。
たとえば、「行って」と書かずに「行つて」と書いて「イッテ」と読むような具合です。
戦後になってその表記が正された際に、本来は促音ではないのに促音になってしまった言葉があります。
それが「カムチャッカ」であり「ウオッカ」なのだと、色んなところに書いてあります。
そこで、ロシア語の原音に近い表記に修正したのが、「カムチャツカ」や「ウオツカ」なんですね。
そんなことも知りませんでしたが、しかし、日本語としては発音しにくいですね。促音の方が言い易い。
最近になって、「ウオッカ」の方が定着しているという理由で、表記・発音が「ウオッカ」に戻されました。
じゃあ「カムチャツカ」の方はどうなの。文化庁はぜひ、アンケートをとってほしいですね。
あ、でも地名については、現地の発音に近い表記に変える動きがありますよね。「キーウ」みたいに。
日本語として定着しているかどうかよりも、原音を優先するのでしょう。で「カムチャツカ」ですか。
でも、ロシア人の動画見たら「カムチャー(トゥ)カ」ですね。促音じゃないけど「カムチャツカ」でもない。