昨夕、那覇空港の制限区域内のラウンジでカッターナイフが見つかり、保安検査が1時間半停止した件。
どうやら、「カッターナイフを荷物に入れたことに気が付かないまま検査場を通過した」男性がいたようです。
そして、「持ち込んだことに気が付き、ラウンジのカウンターの上に置いた」と説明しているそうです。
何よりもまず、飛行機に乗るときのカバンに、最初からカッターなんて入れとくなよって話です。
それに加えて、カッターナイフ入りの荷物が保安検査を通過できたことは、大問題でしょう。
また最終的には、カッターナイフの持ち込みに気付いた時点で彼がとった行動が、間違いです。
制限区域内に存在してはならない「刃物」ですから、たとえ悪気はなくても、うかつに放置してはなりません。
保安検査場の出口に戻り、カバンの中にカッターが入っていたと申告すれば、単なる検査漏れで済んだ話です。
あるいは、カバンの中にカッターを入れたまま、知らんぷりして目的地まで飛んでもよかったのです。
彼の中途半端な行動によって、保安検査の手続きが1時間半にわたって停止し、出発便が大幅に遅れました。
17時50分発の福岡行きは定刻で出発しましたが、17時55分発の名古屋行きは20時27分に出発したようです。
<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2914.html" target="_blank" title="約3年前">約3年前</a>に大阪伊丹空港で刃物を持った客が保安検査を通過し、多くの便が遅延・欠航する騒ぎがありました。
これは、金属探知機でみつかった刃物を係員が客に返却してしまうという、人的ミスの方が問題でした。
そう考えると今回も、X線検査で見えるはずのカッターを見落としてしまったという、一種の人為ミスです。
そこそこ手間のかかる保安検査なのだから、やるからにはキチッとやってもらわないと困ります。