もはや「波」かどうかは重要ではないかも

減りませんね、新型コロナ感染者数。むしろ増えてる。

今日の熊本の855人は、3月8日以来の800人台でした。その前の800人台は2月16日です。

直近1週間の人口当たり感染者数が多いのは、沖縄、東京、宮崎、佐賀、福岡と九州勢が並ぶのも不気味です。

ついに第6波が収束しないまま、なし崩し的に、第7波に突入しつつあるとみるべきでしょう。

欧米ではすでに、オミクロン株の変異株「BA.2」が大半を占め、日本の第7波もこれが主流になりそうです。

さらに「BA.2」よりも感染力の強い「XE」もとうとう、成田に上陸しました。第8波はこれでしょうか。

今後も、ますます感染力が強まった変異株の流行の波が、次々に連続して押し寄せ続けるのでしょう。

もはや独立した波ではなくなり、一定の水位を保った持続的な流行に移行するのかもしれません。

欧米諸国等は「with コロナ」モードに入っていますから、感染者数はしばらく減らないでしょう。

感染者が多ければ、感染者の体内で複数の株のコロナウイルスの「組換え」が起きる可能性も高まります。

そのようにして、「XE」のような変異株が次々に出現してくるのでしょう。

変異株が次々に出現し、さらに感染力も強まり、しかし弱毒化する、そんな方向に進むということでしょうか。

結局、最終的には「風邪」になるのかもしれません。願わくば、弱毒化のスピードが速まってほしいものです。