「また接種しなきゃならないんですかね」と尋ねる方が、ちらほら出てきました。
新型コロナワクチンの4回目接種について、厚労省が議論を始めたと報じられたからです。
皆さんの意見は賛否分かれていて、「もううんざり」の方もいれば、「するなら早めに」という方もいます。
厚労省のワクチン分科会では今日、次の4点について議論がなされました。
(1)オミクロン株へのワクチンの有効性
(2)12-17歳に対する3回目接種
(3)4回目接種
(4)武田社製ワクチン(ノババックス)
その結論は、こんな具合です。
(1)デルタよりは有効性が劣るけど、オミクロンにもわりと効くよ。でも子どもでは効きが弱いかもね。
(2)12-17歳でも有効で、副反応も許容範囲。とりあえず、ファイザー限定でリスクのある子に打とうか。
(3)4回目を推奨している国は限定的だけど、日本はやるよ。全ての者に4回目接種の機会を提供しよう。
(4)有効性も安全性もまずまず。接種する国は増えているようですな。
欧米諸国では、高齢者や医療従事者等を対象に、限定的に慎重に、4回目接種が行われているようです。
一方で日本は、「全ての希望者への接種を想定する」と前のめっています。
3回目接種の方針が二転三転したために進捗が遅れたと批判されたため、ムキになっているのでしょうかね。