発熱外来受診者が減った気がしません

今日の発熱外来も思いのほか受診者が多く、午前10時台には予約受付を終了する羽目になりました。

「新型コロナウイルス感染症相談窓口」から紹介を受けた方が、次々に電話をかけてくるのです。

まずはその「相談窓口」に電話して、今日はもうこれ以上当院を紹介してくれるなと伝えなければなりません。

さらに当院のネット予約システムをストップし、お急ぎの方は電話でご相談くださいと、お知らせを出します。

かかってきた電話にはなるべく私が出て、今日の内に診察・検査等を行う必要のある方を絞り込みます。

それ以外の方は、休日当番医や救急病院を受診していただくか、明日まで様子を見ることになります。

どうしても当院でのPCR検査をご希望の方は、明日の午前中に来ていただきます。

実は、今日PCR検査しても明日の朝検査しても、その結果が判明するタイミングはほとんど同じなのです。

せっかく日曜日に検査をしても、検査センターの関係で、検査の実施自体が平日回しになるからです。

このように、曜日によって検査態勢に大きなムラがある問題は、コロナ禍の初期から続き、解決していません。

無料PCR検査所で検査を受ける方が増えていますが、「確定検査」が必要になるのであれば、二度手間です。

市販の抗原検査キットも、偽陰性が多いことへの周知が不足している点が問題でしょう。

いま望むのは、極めて高感度の抗原定性検査キットでしょうか。いやそれよりも、使いやすい経口特効薬かな。