「足置きを置いたら子どもの便秘が治りました」という方がいました。
そうなのです。子どもに限らず、ていうかむしろ大人こそ、排便時の姿勢は大事です。
直腸から肛門まで一直線にするためには、「うんこ座り」がベスト。洋式トイレよりも和式の方が良いのです。
私は毎朝、洋式トイレではありますが、そのかわり、便座にはかなりの前傾姿勢で座ります。
上体の重みを大腿部に置いた両肘で支え、手にしたiPhoneでニュースでもつらつら眺めます。
そのように、和式トイレで踏ん張るときと同じような体位をとると、直腸内様物がスルッと出易いのです。
おそらく、「踏ん張る」の語源は「糞ばる」なのでしょう(個人の意見です)。
「ばる」は「排泄をする」という意味なので、「糞ばる」なら「大便をする」という意味になります(個人)。
考えてみると、そこから派生した言葉は意外と多いですね。(すべて個)。
【きばる】気合いを入れて「ばる」、というのが原義です。できれば、力まずに出したいですが。
【ねばる】あきらめないこと。【がんばる】に近い。
【へばる】屁もセットで出たヤツですね。勢いがある。
【ちらばる】汚しちゃいましたね。
【ほおばる】(ノーコメント)
【さばいばる】震災などのとき、屋外避難所周辺でいちばん困るのは、トイレです。
わが家の愛犬・花ちゃんも、体を屈曲させて排便します。出しやすい体位を本能的に知っているのでしょう。
ヤンキーには便秘がいないともいいます(個)。