新型コロナ感染者はまだまだ多く、当院発熱外来受診者の「PCR陽性率」は、毎日ほぼ50%〜75%の間です。
感染ルートは基本的に飛沫の吸い込みだと考えているので、何よりも大事なのは、やはりマスクでしょう。
不織布マスクに弱点があるとすれば、鼻や頬周囲の隙間ですね。なので私は、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3470.html" target="_blank" title="二重に装着">二重に装着</a>しています。
内側のマスクを完璧に着けた上で、さらに1cmほど上にずらして2枚目を付け、鼻周囲の隙間をカバーします。
もちろん完璧を期すために、フェイスシールドを装着し、さらにキャップをかぶります。
今日は夕方になって少し時間が取れたので、約2カ月ぶりに理髪に行きました。
理髪といっても、行ったのは理容院ではなく<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1247.html" target="_blank" title="美容院">美容院</a>なので厳密には不法行為なのですが、大目に見てください。
久々の外出なので、いつもの不織布マスクではなく、誰かにもらったオシャレなマスクを着けていきました。
「N95」という印字のある立体的なマスクで、鼻当て(ノーズパッド)付きの高級(っぽい)品です。
鼻周囲のフィットがとても柔らかく、とても装着感が良かったのですが、なぜか、メガネが曇ります。
これは呼気が上に抜けている証拠です。ウイルスガード用のマスクとして、あってはならない症状です。
マスクを外してよく見ると、鼻当ての両脇に大きな隙間ができてしまっています。いわば「脇が甘い」のです。
メガネが曇る現象は、また別の状況でも経験しました。
それは、不織布マスクの上から、ナイロンやゴアテックスなどのオシャレなマスクを二重に着けたときです。
おそれくこれらの素材は不織布マスクの通気性を阻害し、その結果、鼻周囲の隙間が開くものと思われます。
日頃はメガネじゃない方も、息漏れチェックのために、ためしにメガネを着けてみるといいかもしれませんね。