マッターホルン型よりも富士山型

発熱外来の受診希望者が、いっこうに減りません。とくに日曜日はひどく混み合います。

今日は新型コロナワクチンの3回目や子どもの予防接種の予約も一切入れず、発熱外来に時間を割きました。

しかし、結局いつもの日曜日と同様に、朝9時半までには夕方までの受診予約が埋まってしまいました。

なので「熊本県新型コロナウイルス感染症専用相談窓口」には、早々と紹介ストップの電話を入れました。

当院が受入を止めたら、相談窓口はどの医療機関を紹介するのかわかりませんが、やむを得ません。

第6波は、第5波に比べて急峻に立ち上がったので、逆にむしろ早期の収束を私も期待していました。

ところが、仮にピークアウトしても、その後の急激な「立ち下がり」が期待できない雰囲気になっていますね。

このピークを山にたとえた質問に対して、「マッターホルンよりも富士山型、あるいはもう少し」と尾身会長。

富士山だと、立ち上がりもなだらかなはずですが、そこには言及しないようです。

ともかく、ピークが思いのほか長くなるという意味なのでしょうけど、ほんとに富士山で済むのでしょうか。

延々とピークが続いたら、次は何と表現するんでしょう。デカン高原ですか、なんならギアナ高地ですか。

ピークが小刻みに増減を繰り返す場合には、根子岳型と呼ぶのが分かり易いですね、熊本県人には。

ていうか、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-1355.html" target="_blank" title="たとえ話">たとえ話</a>って、つい話の「上手さ」とか「辻褄」に気を取られて、本筋を忘れてしまいます。