感染してもすぐに職場復帰

新型コロナの感染が確定すると、病状や重症化リスク等に応じた療養場所が、保健所から指示されます。

(1)入院

(2)宿泊療養

(3)自宅療養

感染者に電話して様子を聞くと、たいていの方は(3)ですが、たまに(2)の方がいます。(1)は少数です。

ところが最近は、第4のパターンの方も出始めていて、驚きます。

(4)職場復帰

「感染者なのに職場復帰?」と驚くのですが、話を聞けばその事情は切実です。

老健施設等の感染者エリアでの勤務に、軽症感染者の職員が駆り出されている、というわけです。

なるほど、よく考えたものです。感染者には当面、新たな感染のリスクはありませんからね。

感染者の病棟を、感染した医療スタッフが担当することが、大都市圏の病院等では、すでに行われています。

医療者はつねに感染のリスクに晒されており、しかも感染したらしたで、都合良く働かされるわけです。

でも考えてみると、無症状・軽症感染者はある意味「無敵状態」です。この好機を生かさない手はありません。

万一私が感染して、しかも元気なら、どこかの病院のコロナ病棟に手伝いに行きたくなるかもしれませんね。