<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2843.html" target="_blank" title="「芥川賞」">「芥川賞」</a>。私はまた、獲り損ねました。敗因はたぶん、私が何も(小説を)書いていないことでしょう。
受賞したのは、砂川文次氏(31)の『ブラックボックス』。都内の区役所に勤める公務員作家ですか。
自衛官時代に『市街戦』でデビューし、芥川賞は3回目の候補だったといいますから、かなりの人物です。
さっそくKindleで購入し、どら焼きを食べながら読み始めました。
これはまた、文が短くて読みやすい。まるで自転車をシャカシャカこいでいるような、スピード感があります。
ところが、短い文ばかりをハイスピードで読んでいると、なんだか過呼吸のような息苦しさを感じてきました。
面白いものですね。やたらに句読点の少ない<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-165.html" target="_blank" title="『苦役列車』">『苦役列車』</a>で感じた低酸素とはまた異なる息苦しさです。
いや待て、夜10時を過ぎてから小説を読み始めるのも、どうなの。宿題(ブログ)を先に済ませとかなきゃ。
そう思い直して、いまコレを書いています。読書感想文は明日以降に書くことにします。
ところで、「過呼吸症候群(過換気症候群)」の患者さんは、「空気が足りない」と訴えます。
息を吸おうとしても十分に吸えない、肺に入ってこない、そう感じてますます呼吸が速くなります。
これは気のせいではありません。本当に空気が入らないのです。なぜなら、息を十分に吐いていないからです。
なので対処法は、いったん、息を完全に吐き出すことです。吐き出したところで少し息を止めたら、完璧です。
昔よくやっていた「ペーパーバッグ法」は、低酸素を来す危険があるので、今は勧められていません。