関東南部が大雪に見舞われ、あちこちで交通事故が起きたり鉄道ダイヤが乱れています。
羽田発着便と、一部は成田発着便も含めて、空の便にも多数の欠航が出ています。
JALは68便、ANAは40便、ジェットスターは14便、スターフライヤー7便、ソラシドエアは2便が欠航です。
そのソラシドエアでは、羽田19時5分発の熊本行きが欠航したため、明日の朝の熊本発羽田行きも欠航します。
このような「機材繰り」の影響では、明日のANA便でも7便の欠航が決まっています。
JALとANAの欠航便数がだいぶ違いますが、もしかすると両社の考え方の違いがあるのかもしれません。
千葉に上陸した<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2901.html" target="_blank" title="2019年9月の台風">2019年9月の台風</a>の際には、JALの方がより多くの便を欠航としました。
その時にも書いたように、ANAはギリギリまで粘るクセがありますが、これって諸刃の剣なんですよね。
最終的に無事飛べば喜ばれますが、粘った挙げ句に欠航が決まると大迷惑。かえって恨まれることになります。
しかし早め早めの対策を講じることは危機管理としては正解ですが、その判断は実際には難しいものです。
新型コロナ対策も同様。その意味で岸田首相は、バランスの良い政策を打ち出していると思います。
他山の石のおかげで、あとで後手後手だと批判されないような「さじ加減」もわかっているのでしょう。