院長室を久々に片付けてみた

読んでも面白くない「片付け」シリーズ。今日は、院長室の床を埋めていた文書と雑誌を片付けてみました。

私の文書整理のルールは、原則として、

・デジタル文書:Dropbox内のしかるべき場所に保存 + Evernoteにも保存

・紙文書:スキャンしてDropbox内に保存 + Evernoteにも保存 + 重要書類に限り紙文書もファイル

なのですが、あまり重要じゃないからあとで読もうと思った紙文書等は、ついそこら辺に置いてしまいます。

これがいつしか、山のように積み上がってしまうのです。いわゆる「バベルの塔」ってやつです。

その山があまり高いと不安定になるので、一定の高さになったら、隣に別の山を築くことになります。

さて今日は、山の上の方から順に手に取ってチェックしながら、捨てるか保存するかを分別していきました。

古くて懐かしいのが出てくると、つい見入ってしまうのはしょうがないです。

面白いことに、掘り進めば掘り進むほど古い書類になるとは限りません。

下の方から新しい雑誌が出てきたり、その新しい雑誌に隣り合って、開院当初の古い書類が出てきたり。

おそらく、こういうことだと思います。

書類の積み重ねは通常、下の方が古く、上の方に新しいモノが積み上げられていきます。

そのような山が順にA・Bと2つできたとすれば、Aの下がいちばん古く、Bの上が最新です。

ところが問題は、ちょっとした(中途半端な)片付けの時に、Bの上にAを載せたりするわけですね。

すると新しい山では、比較的新しい層が下の方に来てしまいます。いわゆる「地層逆転」です。

しかも立ち並ぶ山々がときに土砂崩れを起こし、その修復作業によって、地層はいよいよバラバラになります。

地震のあとで大規模な片付けをしたはずですが、どうしたことか開院当初の書類を出土したのには驚きます。

10年以上まったく手つかずの、戸棚の中のガラクタの整理は、今回もまたお預けとなりました。