新型コロナ治療薬「モルヌピラビル」承認

メルクが開発した新型コロナの内服薬「モルヌピラビル」の国内での使用が承認され、出荷が始まっています。

日本での商品名は「ラゲブリオ」。赤いカプセルです。1回4カプセルを1日2回、5日間内服します。

安定的な入手が可能になるまで一般流通は行われず、厚労省が所有し、要請に応じて配給されるとのこと。

医師が処方し、薬局から患者宅に薬が配送される仕組みだそうですが、その詳細がどうもよくわかりません。

そう思っていたら昨夜遅くに、熊本県健康危機管理課から、次のような趣旨のメールが届きました。

「診療・検査医療機関はモルヌピラビルを在庫としてストックできるようにリスト化させていただきました」

日本語的には少し読みにくいメールでしたが、「モルヌピラビル登録ホームページ」へのリンクがありました。

クリックするとMSDの「ラゲブリオ登録センター」に飛び、さまざまな「同意文書」への同意を迫られます。

「次へ」のボタンと「閉じる」のボタンの位置関係が紛らわしく、たびたび閉じてしまい、やり直しです。

次いで、施設情報と、代表医師の情報と、薬剤師(いなければ医師)の情報と、問い合わせ先を入力します。

それらは全部同じ内容なのに、「上記と同じ方でもご入力が必要」とあるので、4回入力を繰り返します。

パスワードと秘密の質問とその答も設定し、ようやく登録完了となりました。

さて、登録したけどどう使うのってことで、今朝、熊本県健康危機管理課に電話して尋ねてみました。

どうやらまだ詳細は決まってないようです。そうですか、こちらも別に急ぎませんけど。なら電話するな?

年明けには、「ラゲブリオ取扱い指針」みたいなのが出ることを期待しています。

PCR陽性なら薬局から発送、抗原陽性ならその場で手渡し、ていうのが私の望むイメージですけどね。