18歳以下への10万円相当の給付について、熊本市は全額現金給付を選択しました。それが賢明です。
机上の理論で「現金+クーポン」を打ち出した国(官僚・政治家)の浅慮には呆れます。
では、全額現金給付だとして、それが迅速・簡便に行われるためには何が課題でしょうか。
児童手当受給世帯へはルートが確立しているけど、それ以外の対象者への給付には手間がかかるといいます。
しかし、受給対象者が誰であるかというところまでは、すぐに抽出・確定できると聞きました。
となると当然、給付資格の情報はマイナンバーと紐付けされているわけですよね。で、思いついたのです。
マイナンバーカードを、銀行などのATMでキャッシュカードのように使うことって、できないんですかね。
いまセブン銀行のATMでは、マイナンバーカードを挿入して健康保険証利用の申込ができます。
ならばキャッシュカードのように、そのATMで国の専用口座から給付金を引き出すことなんて簡単でしょう?
自治体は、給付金の振り込み作業だとか、ましてクーポンの印刷・発送などを行う必要は一切ありません。
給付金は、国民が必要なときに必要な額だけ、勝手に引き出せばいいのですから。
この様な仕組みは、1年半前の「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3151.html" target="_blank" title="特別定額給付金">特別定額給付金</a>」の時からその必要性はわかっていたはずなのに。
何を恐れ誰に配慮しているのか知りませんが、日本は行政のデジタル化が遅すぎます。