一定の条件下で、現場裁量での前倒し接種を認めてほしい

県内のある医療従事者が、新型コロナワクチンを故意に4回接種した件が問題になっています。

医療従事者として優先接種をしたのに、その後届いた「一般用」の接種券を使ってまた接種を受けたようです。

そういえば私も、優先接種を受けてしばらく経った頃に、自治体からの接種券を受け取りました。

優先接種は県が管理し、一般向けは市町村が管理したことから、情報の連携にタイムラグがあったわけです。

見かけ上は「正式な」接種券が届くので、容易に不正な接種できてしまうのは、制度設計上の問題です。

それにしても、インチキなことをしても、あとで必ずバレるってことを考えてなかったんですかね。

バレたら全国ニュースになって職場にも居づらくなる可能性にまでは、考えが及んでなかったんでしょうね。

ところで、新型コロナワクチンは、その日の接種人数が6の倍数にならなければ、余ってしまいます。

その余剰ワクチンを、もしも「こっそりと」自分や誰かに接種しても、なんの証拠も痕跡も残りません。

このような、表に出ていないインチキ接種が、いったいどのぐらいあるのか私には想像もできません。

いっそのこと、どうしても廃棄するしかないワクチンをどのように利用するかは、現場の裁量としてほしい。

それとも、余ったワクチンは規定外接種に使うわず廃棄せよという<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-19.html" target="_blank" title="お役所の石頭">お役所の石頭</a>は、変わりませんかね。

いま追加接種の前倒しが議論されています。ワクチンさえ十分あれば、6カ月間隔での接種を始めるはずです。

ならば余剰ワクチンを、2回目の接種から6カ月を経過した者に接種することに、何か問題がありますか?