気が動転、が大事故の始まり

大阪で高齢ドライバーが起こした事故は、クリープ現象で車が動いたことに動転したのが原因だったようです。

マニュアル車では、停車中にはギアをニュートラルに入れていましたが、オートマ車でそんなことはしません。

ブレーキペダルを踏むだけです。ペダルから足を離せば、アイドリングによって車がゆっくり動き出します。

これが「クリーピング」とか「クリープ現象」といわれるものです。コーヒーとは無関係です。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-2727.html" target="_blank" title="以前私が被害に遭った事故">以前私が被害に遭った事故</a>も、クリーピングによって動き出した後続車が私の車に追突したものでした。

信号待ち中に車内で何かよそ事をやってるうちに、ブレーキペダルに乗せた右足が離れてしまったのでしょう。

もしもそのドライバーが、慌ててブレーキを踏もうとしてアクセルペダルを踏んでしまったら・・・

事故につながるかどうかの分かれ目は、慌てたときに適切な対処ができるほどの反射神経があるかどうかです。

そして解決策は、急にアクセルを踏むような異常な状況では車が反応しないような、安全システムでしょう。

突然のアクセル全開が、意図したものか誤操作か、いまどきの車はそのぐらい判断できなきゃダメです。

でもときには、いきなり急加速・急発進を楽しみたいという方もいるでしょう。それはわからないでもない。

そういう場合のためには、安全システム一時解除スイッチがあればよいのです。

一度急加速したら、その解除スイッチはリセットされ、再び安全システムが稼働する、それでいいでしょう。