「電気自動車『に』試乗する」なのか、「電気自動車『を』試乗する」なのか、悩んだ挙げ句の投稿です。
「試乗車『に』同乗」したのではなく、「試乗車『を』運転」したというニュアンスを出したかったわけです。
ていうか、四の五の言わずに試乗記を早よ書けや、という声が聞こえてきます。
今日は某社の(あえて秘す)、わりとパワーのある電気自動車(EV)に試乗する機会がありました。
ガソリン車→ハイブリッド車(HV)→プラグインハイブリッド車(PHV)という流れを経て、EVは車の最終形。
燃料電池車(FCV)というのもありますが、まあ傍流でしょう。
ずっとガソリン車に乗ってきた私でも、HVの発進時のスムーズさは、何度か試乗して知っています。
しかしEVの、スピードを上げてもエンジン音もせずに加速し続ける走りは、初めての不思議な体験でした。
そのかわり、ロードノイズと風切り音がやたら目立つので、逆に耳障りですね。人間の耳も勝手なものです。
フル充電で500km以上走れるのは、現在の愛車が満タンで約600km走れるのと比べても、遜色はありません。
自宅に充電設備を造設する必要がありますが、隣のサンピアン駐車場でも充電できるので、しばらくはそれで。
欧州の主なメーカーは2030年までに、なかでもAudiは2026までに、新車販売をすべてEVにする方針です。
日本でも経産省が、2035年までに新車販売に占める乗用車を電動車100%とする目標を掲げました。
しかし残念ながらこの「電動車」にはPHVも含まれています。日本はまだ、思い切りが悪いようです。