つるはらクリニックは、開院14周年を迎えました。
世の中は未曾有の危機に見舞われています、と書いたのは1年前の今日のこと。
しかし、ここまで長く、重苦しいコロナ禍の日々が続くとは、当時は予想もしていませんでした。
昨年11月から発熱外来を、12月からはPCR検査を始め、現在に至ります。
日曜祝日にPCR検査を行っている医療機関が熊本では少ないため、ここは頑張りどころだと思っています。
発熱外来に時間を取られるため、一般診療枠を制限することになり、地域の皆様にはご迷惑をおかけしています。
動線分離・時間帯分離を徹底した診療の流れが、受診される方にはご不便を強いていますが、院内感染だけは絶対に避けなければなりません。ご理解ください。
この困難でリスキーな仕事に、使命感を持って日々従事してくれるスタッフには、心から感謝しています。
5月からは新型コロナワクチンの接種を開始しましたが、かかりつけの方を優先するため、予約方式は原則として非公開にしています。
そのため、熊本市の予約サイト等では当院で接種を行っていないかのように見え、ご心配をおかけしました。
一般診療と発熱外来と特定健診と、コロナとインフルと小児へのワクチン接種も並行して行う日々が、しばらく続きます。
限られた時間と設備と人員で、臨機応変というと聞こえはいいですが、いまだに試行錯誤の診療です。
でも、光が見えてきた気はします。コロナ禍はきっと克服できると信じています。
15年目のつるはらクリニックも、どうぞよろしくお願いいたします。