イモムシ vs. 花ちゃん

毎朝ほぼ同じ時間帯(7時台前半)に、クリニックの外回りを掃除しています。

空は晴れ渡り、空気は涼しく冴え、屋外では何をするにも心地よい季節です。だから掃除も心地よいですね。

ケヤキや桜の落ち葉が、駐車場入口付近のアスファルトに広がっています。毎朝新たに敷き詰められています。

通路の葉はチリ取りに取り、それ以外は低木の根元に掃き込んでおきます。

その低木付近をよく見ると、イモムシが歩いています。クリニックでは<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-346.html" target="_blank" title="セスジスズメ">セスジスズメ</a>の幼虫が多いですね。

一方で自宅では、プリペットの生垣には無数の<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-381.html" target="_blank" title="シモフリスズメ">シモフリスズメ</a>(の幼虫)がぶら下がっています。

先日その一匹が、枝先から庭の芝生に落下していました。

鮮やかな黄緑と白のツートンではなく、まるで白い襦袢をまとったような、曇った薄い色の太いイモムシです。

サナギになる直前の姿なんですね。土に潜りたいのでしょうけど、なにしろ落ちた所が人工芝なのです。

必死にモゾモゾしているところへ現れたのが、庭の番人たる、わが家の愛犬花ちゃんです。

イモムシに対して果敢にハッ!と飛びかかり、前足でタシッ!と厳しい攻撃を加えます。

するとイモムシがビクンッ!と反り返るものだから、花ちゃんは驚いて飛び退きます。

そしてかなり離れた所からウウ〜ゥと唸って威嚇を続けるのですが、どう見てもヘタレの遠吠えです。