雨が降る中、熊本東年金事務所に母と一緒に行きました。
「未支給年金」と「遺族年金」の請求手続のためです。
あらかじめ1週間以上前に電話で予約して、戸籍謄本とマイナンバーカードと通帳などを準備して臨みました。
担当者の手元には、父と母の年金情報などの資料が準備されており、手続はスムーズに行われました。
とは言え、それぞれの請求書に記入する項目は多く、担当者に促されるままに、ひたすら書き込みました。
個人番号(マイナンバー)を記入する12桁の欄には、10桁の基礎年金番号を記入するように求められました。
年金関係の事務作業においては、基礎年金番号を書いた方が、作業がやりやすいのでしょう。
両親の氏名・生年月日・住所・銀行口座の名義や番号等を、何枚もの書類のあちこちに何度も記入しました。
担当者がそれを、「手元の資料」と突き合わせ、整合性を確認し、最後に大きな受付印が押されました。
それと引き換えに、未支給年金と遺族年金の支給額の資料が手渡されました。
よく考えたらそれらの資料は、私たちが年金事務所に行く前からすでに、出来上がっていたようです。
そりゃそうでしょう。父の死亡届が出た時点で、年金額などは本来、全部自動的に定まることですから。
今日、年金事務所ががどうしても知りたかったものを突き詰めれば、母の銀行口座情報だけです。
それなのにお役所の横のつながりが悪いものだから、似たような書類を何度も書かされます。