アホな脳内旅行ほど楽しい

いまはほとんど鉄道(列車・電車)に乗りませんが、かつては鉄道ファンでした。

実際にはお金もヒマも無く、時刻表を眺めて鉄道旅行の構想(妄想)にふける、一種の「スジ鉄」でした。

医者になって学会出張することがあると、飛行機で行くべきところを新幹線や夜行列車で移動したりしました。

ひたすら車窓の風景を見続けるだけで、もう大満足です。その意味では「乗り鉄」でもありました。

一転して近年では航空旅行が趣味になりましたが、コロナ禍のいまは妄想、つまり「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3259.html" target="_blank" title="脳内旅行">脳内旅行</a>」ばかりです。

さて、脳内旅行で欠かせないのも時刻表ですが、最近は紙ベースの航空時刻表がなくなってしまいましたね。

パソコン画面で見る「オンライン時刻表」は、残念ながらまことに使い勝手が悪いです。

たとえば、規定の乗り継ぎ時間を保って、熊本空港を起点に1日で何便乗れるか、という遊びができません。

いや、できないことはないけど、パソコン画面ではやりにくい。

紙ベースだと、あちこちのページに指を挟んで見比べながら、時刻順にフライトをつなげていけるのですが。

でも最近、ていうか先週、ついに発見しました。特定の機材に注目して連続フライトすればいいではないかと。

たとえば、今朝熊本を出発したANA522便のプロペラ機DH8D(JA460A)の、フライトを追って見ると、

熊本(7:35発)→大阪→大分→大阪→松山→大阪→熊本(17:49着)という、楽しげなジグザク飛行でした。

これを全部乗ると乗員も一部同じなので、搭乗の際に「お帰りなさいませ」と恥ずかしい言葉をかけられます。

コロナ禍ではこんなアホな旅程は「脳内」限定ですが、来年にはリアルな航空旅行を楽しみたいものです。