冷蔵庫を買い換えました。
わが家のLDKでは十年来の同僚であった<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-3573.html" target="_blank" title="テレビ君">テレビ君</a>が先日引退し、ついに冷蔵庫にも世代交代の時が来たのです。
以前から、野菜室の気密性が悪くて低温が保てず、そこはもっぱらビール室になっていました。
製氷機も故障して使えないので、毎度毎度、スーパーのロックアイスを購入しなければなりませんでした。
ドアの締まりが悪くて、最後まで手を添えて扉を締めなければ、しばしば半ドアになってしまいました。
どの不具合も致命的ではありませんが、この際、最新式の(?)冷蔵庫に買い換えることにしたのです。
電器店に行くと、1台の赤い冷蔵庫が目にとまりました。売り場では、赤いのはそのシャープ製だけでした。
他の製品のカラバリもチェックして回りましたが、なぜか他社は赤い冷蔵庫を作っていないようです。
そして家人は、性能よりも機能よりも、ただ色が赤いというだけで、その冷蔵庫に即決したのでした。
幸いその冷蔵庫のドアは、軽々と閉じます。これでもう半ドアなしです。それどころか、電動で開きます。
扉には液晶画面がついていて、ネットにもつながり、大声で色々と喋ります。なかなか面倒くさそうです。
他の家電とも連携し、たとえば洗濯が終わったことを冷蔵庫が教えてくれるそうです。意味不明です。
どのメーカーも冷蔵庫には、機能や容量や操作性のほか、エコやネットワークにも力を入れています。
しかし何よりも、赤い外観にこだわる人間がいることを知っているシャープの、目の付け所はさすがです。