読まない新聞は、お金と資源と労力のムダ

クリニックで購読中の日本経済新聞を、解約しました。

正確に言えば、宅配+電子版の「日経Wプラン」を、電子版のみに変更しました。

昨年春頃から、院内に新聞や雑誌や絵本を置くのをやめています。新型コロナの感染対策の一環です。

絵本や図鑑などはしかるべき場所に片付け、週刊誌や月刊誌はすべて、定期購読を解約しました。

ところが日経は、電子版の購読を続けたいこともあり、Wプランのまま解約していませんでした。

毎朝、電話による診療予約の受付を行う際に、日経を読みながら電話番をするのが私のルーチンです。

ただし電話番の合間に読むのは、紙面を広げなくても読める一面のコラムと最終面の文化欄だけです。

それ以外の記事はあとで電子版でじっくり読むので、紙の新聞は朝のうちからゴミ箱へポイとなります。

電子版単独とWプランの料金差は、月に723円。読まない新聞は、お金もムダだし資源(紙)もムダ。

それはわかっているのですが、朝の電話番の時に読むためだけに、これまで購読してきたのでした。

先日、日経ではなく熊日新聞が、間違えて宅配されていました。日経は熊日の販売所が配達しているのです。

すぐに電話をかけて、日経を届けてもらいました。販売所の方は、電話代の10円玉を置いて行かれました。

そのとき私は、ハッとしました。せっかく届けてもらったのに、どうせ読まずに捨てるんじゃないのかと。

私は浅慮を反省しました。販売所の方には、本当に申し訳ないことをしました。

読まない新聞を購読するのはお金と資源のムダだけでなく、配達してくれる方に失礼なことだと気付きました。