ワクチン接種予約の受付は強制的に中休み

新型コロナワクチンの「打ち手が足りない」というから皆が頑張ったら、やり過ぎだ、ペースダウンしろとは。

接種ペースを「最適化」せよという河野担当相の発言を受けて、今日は熊本市から「最適化指令」が出ました。

「ワクチン供給ペースに合わせた接種スピードの最適化について」という通知の要点は、次の通りです。

(1)第5期(7/26〜8/15接種分)の予約枠は一杯なので、今後の新規の予約受付は中止してください

(2)第6期(8/16〜9/5接種分)の予約受付は延期します。すでに予約した分は変更(延期)が必要です

(3)接種実績を国に迅速に知らせるために、医療機関は接種後速やかに予診票を提出してください

つまり、8/15までの予約分は認めるけど、もう増やさないでね。8/16以降分は延期してね、という話です。

保健所に電話で確認したら、8/15までの1回目予約分の、8/16以降の2回目は認めるとのこと。よかった。

というわけで、当院では今後しばらく、新規の接種予約の受付を中断します。

例外的に認められているのは、ワクチンの廃棄を防ぐための6人単位の「端数調整」だけです。

「ファイザー新型コロナワクチン当院で接種できます」という院内掲示物は、本日泣く泣く撤去しました。

熊本でもとうとう「デルタ株」が出たというのに、このタイミングでワクチン接種のブレーキは痛いですね。