感染者が減っている間にワクチン接種

毎日の診療は、一般診療・発熱外来・子どもの予防接種・新型コロナワクチン接種、の4つに大別できます。

時間的・空間的分離には気を付けていますが、ときに不本意ながらニアミスもあり、やりくりに苦労します。

HPVワクチン接種希望者が、最近増えてきました。

しかも対象学年ギリギリの高1だけでなく中学生のお子さんも多く、何か好ましい変化が起きているようです。

新型コロナワクチンのおかげで「筋注」が市民権を得たのか、拒否反応が軽減してきたのかもしれません。

乳児に注射をすれば、みな大泣きします。注射する前から泣きます。同時接種の本数だけギャン泣きします。

泣き終わった後は、甘い甘い、ロタウイルスワクチンというご褒美が待っています。

幼児になると、注射が平気な子と嫌がる子に分かれます。大泣きして暴れる子、逃げ出してしまう子もいます。

適度に知恵が付いた年頃の子に対しては、子供だましの定番の作戦がありますが、昨日来た子の場合、

「おとなの注射器と、赤ちゃんの注射器、どっちにしようか?」

「・・・どっちも、いや!」

そうきますか。