熊本城ホールで昨日から行われている新型コロナワクチンの大規模集団接種に、本日、出動して参りました。
被接種者数は1,880人でした。予診医師数は16名。
私は8時間勤務(休憩1時間)、つまり正味7時間で、88人ほどの予診を担当しました。一人平均4,5分です。
しかし実際に3分間以上も時間を要した方は数人で、あとはみな1,2分程度、ほとんどが1分で終わりました。
だって、持病なし、内服薬なし、アレルギー歴なし、体調すこぶる良好の方に、あと何を聞きますか。
というわけで、予診1,2分+休憩3分、という作業を、今日は80回以上も繰り返したわけです。
間違いのない接種ができるよう、被接種者の順路は基本的に、入場から退場まで「一方通行」です。
私が仕事をした「予診室」は入口と出口が異なり、ここを通り抜けなければ次に進めない「関所構造」です。
ところがその予診室を出てから「接種室」までの間に通路があり、接種室には出入口が一つしかないのが問題。
つまりその通路で、接種前の人と接種済の人が混在してウロウロすることになるのです。
こんなことでは、いつか間違えて、1人に2回接種してしまうようなミスが起きるかもしれません。
スタッフが目を光らせて監視してはいますが、人の注意に頼る前に、間違いの起き得ない設計にすべきです。
あと、私は利用しませんでしたが、スタッフ用の休憩室が、マスク外しておしゃべりルームになっていたとか。
大規模集団接種会場クラスターなんてのが起きたら、シャレになりませんよ。