熊本市のワクチン予約受付が、ようやく再開へ

熊本市の新型コロナワクチン接種の予約受付が、5月29日に再開されることになりました。

不具合が起きたため5月19日から中断されていました。この大事な時期に10日間も中断とは、ひどい話です。

大西市長は本日、記者会見で「見通しが甘かった」と謝罪しました。

簡単におっしゃいますけど、つまり、ワクチンを渇望する市民を、完全に見くびっていたということですよ。

でもおかしな事に、再開するネット予約では、2回目の日時と会場を、すぐに被接種者には教えないようです。

システム上はすぐに設定しても、それを本人に通知するのは10日後だとか。その10日のタイムラグって何?

新型コロナワクチンの2回目が1回目の21日後だということは、市民はみな知ってます。予定も空けてます。

よけいな気遣いは要りません。1回目と2回目は同時に機械的に決める。単純にそれでいいじゃないですか。

最初から2回目を確定しておかないと、心配になって自分で2回目の予約を入れる人だって現れかねませんよ。

ヘタに自由度を持たせるから、計画がグチャグチャになるんです。これじゃ前回の混乱の二の舞ですよ。

どうして市役所の人たちって、そういう創造力に欠けてるんでしょうね。

高齢者ですらこれですから、次の「基礎疾患を有する」現役世代の方の接種は、どうなるんだろうと思います。

(5/27追記)

前回の、混乱して中止した予約受付の際に、中途半端に登録されてしまっている予約が山ほどあるようですね。

それらの予約枠の隙間を利用しての、今回の予約受付再開なので、機械的な受付は難しいようです。