熊本でもいよいよ、集団接種が始まる

全国各地で、新型コロナワクチンの集団接種が行われています。熊本市でも、明日から段階的に始まります。

当院では今、かかりつけの高齢者の方への個別接種を行っていますが、それにはやや不本意な面もあります。

かかりつけではない方への接種が後回しになるどころか、その方々への接種枠すら確保できないからです。

日常診療を並行して行いつつ、また発熱外来との時間帯分離にも気を付けると、接種の時間が足りません。

当院での接種でさばける接種人数は限られるのです。じゃあ、休診日を返上して接種をするか?

いやそれならば、熊本市の集団接種に出動して、かかりつけでは無い方への接種に貢献しようと考えました。

ただ問題は、6カ所の集団接種会場の稼働日が、水・木・土・日・祝と、すべて当院の診療日なんですね。

当院の休診日は火曜と金曜。しょうがないので、どこかに臨時休診日を設けて出動するしかありません。

私が集団接種に貢献するためには、自院での個別接種を減らさなければならないというジレンマがあるのです。

と思っていたら朗報です。6月21日から、熊本城ホールで連日の大規模接種が始まるというじゃないですか。

期間は6/21から8/1までの6週間。前半の3週間で接種した人が、必ず3週間後に2回目を受けられる計算です。

毎日10時〜18時に2,400人ほど接種するという、大都会並の計画。6週間で約5万人に2回接種できます。

出動医師は毎日16人を募集するようなので、1人で150人ほどの問診を担当するんですね。やりましょう。

というわけで、私の休診日の仕事が決まりました。でも、高齢者が終わったら、次はどうするんでしょうね。