市の予約システムから、いったん離脱

新型コロナの感染拡大とワクチン予約の混乱。連日同様の話題で恐縮ですが、毎日新ネタがあるものですから。

ローカルニュースでも報じられたように、熊本市が一人芝居のドタバタ劇を演じ中です。ただし笑えません。

第1幕:午前のFAX「好きに打ってね」

「かかりつけの患者さんから接種の希望があった場合、市の予約システムを介せず接種を行っていただけます」

第2幕;午後のFAX「さっきのはウソ」

「改めて、丁寧な説明をさせていただく機会を設けますので、一旦、撤回させていただきます」

「朝令暮改」という言葉が浮かびましたが、違います。「朝令昼改」です。

「公平」にこだわった予約方法が混乱を招いて反省する余り、反対方向に走りすぎて、慌ててまた引き返す。

ネットや電話予約ではラチがあかないので、もう自由に接種させよう、というのが最初のFAXの主旨でした。

私はすぐに保健所に電話して、予約システムからの離脱を申請。自由接種に専念する覚悟を決めました。

と思ったら第2のFAXが届いたわけですが、もう私の方針は変わりません。しばらくは、かかりつけ専用です。

とは言え、私のやり方の医療機関ばかりでは、持病やかかりつけ医を持たない方が不利です。

それを解決するのが集団接種だと思うし、そんな時にこそネットや電話予約システムが生きるというもの。

自院ではかかりつけ患者に特化し、一方で集団接種会場にも出動する。私はそのやり方で行こうと思います。

と書きましたが、私もけっこう朝令暮改派ですので、ご了承のほど。