熊本市でもワクチン接種の予約受付開始

熊本市のコロナワクチン。本日正午から始まった予約受付は、1時間半で終了してしまいました。

今日予約が出来たのは、「第1期(5/19-23)」の5日間の接種分だけです。そりゃ、すぐ埋まるでしょう。

人数にして4,200人分。熊本市の65歳以上の対象者20万3千人の2.1%だけだそうです。

「第2期(5/24-30)」の予約受付は5/17の朝8時半から。それまでの約11日間は、予約受付停止期間です。

なんてムダな時間なんでしょうね。そして5/17にはたぶん、予約枠はまた1,2時間で埋まるのでしょう。

以後、毎週月曜日の朝に予約合戦が繰り広げられ、その後7日間は予約のできない日々が続くことを繰り返す。

予約受付をあえて毎週1回の短時間に集中させようという戦略の、どこにメリットがあるのでしょう。

熊本市の「新型コロナワクチン 接種予約サイト」がまた、使いにくいですね。

ずら〜っと200以上の医療機関が、いったい何順で並んでるのか知らんけど、接種会場が見つけにくい。

検索機能もショボい。空き枠がある会場を見つけることができません。

今回1回目が予約できた人が、その3週間後の2回目の接種枠を確保できないのも、致命的な設計ミスですね。

2回目の接種のために、3週間後にまた予約を取る必要があるとしたら、この仕組みは早急に改善すべきです。

「医療機関でのみ予約を受け付けます。かかりつけ患者様は医療機関に直接ご連絡いただきますようお願いいたします」

当院のように、公開枠を作ってない医療機関の場合、予約サイトにはこのように表示されています。

この文言のおかげで、ネットや電話予約ができなかった、少々イラだった方々からの電話が絶えませんでした。

本来、「医療機関のみで受付」というのは、かかりつけ患者用の非公開枠しか準備していないという意味です。

予約サイトに「医療機関に直接ご連絡を」なんて書かれたんじゃあ、非公開にしている意味が無いのです。